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2011.06.30 Thursday

マティーニ☆ランチ

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お散歩の帰りに、近所に新しく出来て、
ちょっと気になっていたハンバーガー屋さんへ立ち寄ってみました。
小雪は入れないだろうから、テイクアウトしようと思ってたのだけれど、
なんだか、そんな雰囲気のお店ではなくて。


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電信柱の辺りで、どうしよう、って迷っていたら、
「クレートの中に入れていただければ、ワンコもOKですよ」
って、お店の方に声をかけていただけました。


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そんなわけで、飼い主の食事中、小雪は終始クレートの中で待機しておりました。
ブログのネタ撮影のため、一瞬だけ入り口をあけてみましたよ。


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お店の名前は「マティーニバーガー」といいます。

名前どおり、マティーニ&ハンバーガーが売りの、
ニューヨークスタイルのお店でした。

そんなわけで、奥に見えるグラスの中身は、もちろんマティーニ。
お店の看板ドリンクですもの、オーダーしないわけにはいかないですよね!

ストレートとロック、どっちにしますか?ってきかれて、
昼間からストレートはどうなの?って思ってロックにしたけど、
アルコール濃度は、どっちも同じなことに、後から気がつきました。

久しぶりのマティーニは、きりきりに冷えていて、
本当に美味しかったのでした☆


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地下鉄の車内吊の広告に、お友達のダルメシアンのグレースの姿が!
嬉しくって、周りの人の目を気にもせず、思わず撮っていた一枚が今日のバナーです。

いつもどおり、オンマウスでおまけ画像に切り替わります。
笑顔の小雪を楽しんでいってくださいね!
クリック、いつも本当にありがとうございます☆

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2011.06.29 Wednesday

小雪、長老に御挨拶をかます。

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小雪ブログではおなじみ、住宅街を闊歩するリクガメさんの登場です。


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どう見てもケヅメさんのほうが長老さんっぽいからね。
礼は尽くしておかないとね。


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長老、スミマセン。
これはワンコ界における、くんくんご挨拶というものなのです。
リクガメ界の流儀には、多分絶対に反すると思われるのですが、
ここは一つ、飼い主に免じて許してやってつかーさい。(平身低頭)


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はぁ。

はたして小雪、
ケヅメリクガメさんがワンコではないという事実に、気づいているのかどうか。
挨拶のしかたが、ワンコに対するのとあまりに一緒すぎて、
見てると、すごーく笑えるのです(笑)


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小雪に記事のダメ出しされてしまいましたよ、とほほー

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2011.06.28 Tuesday

高いところが好きなので

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小雪は、高いところに登るのが大好き。


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高いといっても、公園なのでまぁこんなものですが。


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少しは風が通って気持ちがいいのかな?


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小雪が登った岩場の裏は、こんな風に人口の滝になっていて、
蒸し暑かったこの日は、子供達が嬉々として水遊びをしておりました。

節電のために止められちゃう流れが都内には多いけど、
これなら夏場の子供達の、絶好の遊び場になりそうですね。


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滝から続く人口の川には、水鳥達の可愛い姿がありまして、


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で、ご想像通り、小雪はこんな風に釘付けになって、
水鳥さんをガン見してしまったりするわけです(苦笑)


この週末、本格的に高いお山に連れて行かれる予定の小雪。
今のところ、お天気がちょっと微妙なので、決行するかどうかは五分五分。
来週のこのブログで、山からの景色をお届けできるといいなぁ


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ちょっとパラパラまんが風味な仕上がりになりました(自画自賛)

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ダメモトで「つくばマラソン」申し込み。
ランネットで、登録待ち人数が12,000人超えていたので無理だろうと思ってたのだけど、
待ち続けていたら、なんと3時間後にエントリーできちゃいました。

10:00に受付開始で15:10過ぎに定員に達したそうですよ。
すさまじい人気だなぁ。ってか、 しかたない。ロード練習がんばるかー
2011.06.27 Monday

チワプー「オレっち」あらわる。

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十中八九、いつ行っても誰もいないドッグランに遊びに行ったら、
意外なことに、可愛いお友達がやってきました。

チワワとプードルのMIX、略してチワプーのトマト君、1才6ヶ月。


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小雪の半分ほどの体重のトマト君。
わんこ大好き、人間大好きな、とても元気でチャーミングな男の子。


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ほぼおなじ月齢というのもあるのか、
ドッグランに入ってくるなり、トマト君、小雪に興味津々してくれたのです☆


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小雪が調子に乗って追いかけ回しすぎて、
「ぎゃん」とか言わせちゃったらどうしようと、心配していた飼い主でしたが、
聞けばトマト君、小さな外見に似合わず、大型犬とも物怖じせず遊んじゃうという元気な子。

小雪とも、それは上手に遊んでくれたのです!


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小雪が追いつめすぎると、すかさず反撃!


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お、トマト君、なかなかやるじゃん!
ただ、さすがに小雪の底なしの体力にはついてゆけずで(笑)


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たぶん、また会えるような気がするよ。
トマト君、今日は小雪と遊んでくれてありがとう!


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最後に、こんな可愛らしい挨拶をしてくれた、「オレっち」トマト君だったのでした。


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家に戻ってきて、もしかして?って思って、
ブログ村のチワプーカテゴリをのぞいてみたら、トマト君、あっさり発見。

こんなに可愛いのに、
ママさん的にはトマト君の一人称は「オレっち」なのに、思わず大笑い。
記事を作成するにあたり、内緒でこっそりパクらせていただきました。
2011.06.26 Sunday

グループレッスンは楽しかったのです@ドッグダンス

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9月25日にドッグリゾートWoofで開催予定の、
「50人ドッグダンス」のグループレッスンクラスに参加してきました。


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他の子達が音楽に合わせてレッスンしている間、
小雪には壁際でマテをしていただいておりましたが、
なにやらご不満があるようで、しきりに飼い主にアイコンタクトをとってくるのです。


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みんなが楽しそうに踊っているのが、多分きっと、うらやましくて仕方がない。


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了解ですよ、小雪さん。
小雪と飼い主のできる!が、どんなレベルなのかはまぁ置いておくとして、
この日のレッスンで、ひょっとして、やれば出来る?みたいな、
そんな手ごたえを得ることが出来ました。
何をどう練習すればよいか、それがちょっとわかった☆

リードはずしてレッスンしても、一応は、飼い主に集中していられたし、
一番心配していた、他のワンコのジャマをする、ということもなく、
かなり安堵した飼い主だったのでした。


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いつも個人レッスンが多い小雪だけれど、こういうグループレッスンって、
他のわんこや飼い主さんからも学ぶことが多くて、
いつものレッスン以上に超充実した、楽しい時間をすごすことが出来ました。
ご一緒してくださった皆様、本当にありがとうございましたー
2011.06.25 Saturday

からすネタ

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このように、めっちゃ暑かった日のお散歩は、
日が傾きかけるのを待ってから、アスファルトを避けて、土手の道へ。

するとそのお散歩道中で、
出会うなり、小雪が条件反射でロックオン体勢に入ってしまう「カラス」と、
いきなり接近遭遇してしまうというハプニングにでくわしました。


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すかさず、オスワリコマンド発令です。
1回ではいうことをきかず、2回、3回、4回目くらいでやっと腰をおとす小雪。

うずうずするの、わかるけどね。マテだよ、マテマテだよー!

少しの間そうして落ち着かせたあとで、
何気なく歩き去る練習をしようと思ったのですが、
観察しているうちに、カラスの様子がなんだかおかしい事に気がつきました。

どうやら、弱っているみたい。


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カラスには悪いのですが、ふってわいた格好のチャンスを
小雪の練習に利用させていただきました。
カラスとか、興味のあるものがその場にいても、ちゃんと飼い主に集中できるかな?

左のお耳が立って、あきらかにカラスを意識しちゃってます。
小雪さん、お願いしますよ。ここでしっかり、自制心を養っておくれなんだよ。
カラスより、飼い主に集中したほうが、いい事あるよ!


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カメラ目線まではもらえなかったけれど、
小雪の集中が、カラスから、飼い主のほうへと戻ってきました。
この瞬間、ふぅーって思わずため息。

小雪がこの境地に達するまでの、パピー時代からの長い長い苦労を思って、
思わず脳裏に、走馬灯が駆け巡ってしまった飼い主です。

カラスやハト、スズメなどは言うに及ばず、
風に舞うスーパーの袋から、舞い散る落ち葉、
走っているランナーや鬼ごっこする子供たちまで、
動いているものを見れば何にでも反射的に飛びつこうとする小雪でしたから。


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どうやら弱っていたカラスは、まだ飛べない子供だったみたいで、
帰りがけに通りがかったら、お母さんらしいカラスが、
しきりにこの子を草むらのほうに追い立てておりました。

普段は小憎たらしいなぁ、って思っちゃうカラスですが、
こういう姿は微笑ましいですね。
この辺りは猫も多いので、この先がちょっと心配ですが、
お母さんがついていてくれれば大丈夫かな?


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試してみてね!

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いつもよりは短いお散歩だったのに、家に帰ってきたら小雪がベッドに直行。
どうやら暑さで疲れていたみたい。
歩いているときはルンルンしていたので見極められなかったのですが、
これからの季節、十分気をつけないと、ですね。
2011.06.24 Friday

タンポポみたいにたくましく

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あぜ道で、飼い主がたんぽぽの綿毛の写真など撮っておりましたら、


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やってきた誰かさん、綿毛をクンクンふんふんパクパクし始めて、


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こんなんなっちゃった。
この後は、飼い主がふーって吹いて、残りの綿毛を散らしましたよ。


植物って、本当に強い。
地震が来ても、津波が来ても、こうして次の春にむけて、また希望の種を飛ばします。
また来年、東松島のこの町に来て、復興を遂げたその姿をこの目で見たいと、
今はそう思っています。

「海岸を見て帰って」って言ってくださったお母さんの土地には、
歯医者さんや喫茶店、エステサロンがオープン予定なのだそうです。
エステ、割引してくださるそうなのですよ、楽しみー☆


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ボランティアの合間の息抜きに、小雪を走らせてくれたあぜ道。
だけど、この季節なら育っているはずの稲の緑は、そこにはありませんでした。
来年には、青々と広がる水田の光景を見せてくれるでしょうか……

昨夜、この記事を書いているときに、自宅マンションに車がつっこみました(汗)
地震とはまた違う、重たい振動が響いて、何事?って思って外をみてみたら、
野次馬がどんどん集まってきて……。
血痕などは見当たらなかったけれど、救急車がきていたから、けが人が出たのかもしれません。
いやいや、びっくりいたしました。
2011.06.23 Thursday

遊んだりもしたのです☆

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一日目のボランティアが終了した後の、リラックスタイムでのこと。


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違うよ小雪。
ハセガワ君はね、この日のボランティアだけじゃ体力使い切れてなくて有り余っててね、
今、筋トレで発散してるとこ。


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負けず嫌いのひでさんが加わって、いつのまにか腕立てバトルになっちゃったよ。
ほんと、この人達って、なんていうか。。。

で、この後、やはり持てる体力の50%も使っていないヒデさんが、
トレーニングのためジョギングしてくるというので、
小雪はハセガワ君とイチハナさんと一緒に、あぜ道散歩に行ったのでした。


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車の心配のない農道にて。
今日はずっとマテをがんばったからね。発散してくださいね。


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小雪だけでなく、ハセガワ君も楽しそう。


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イチハナさんもたくさん遊んでくれたね!


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小雪の笑顔がみれて、嬉しいよ。
連れてきて良かった☆


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テントサイトに戻ってからも、ハセガワ君、体をはって小雪と遊んでくれていましたよ♪


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自分の飼い犬が楽しげに遊んでいるのを見守るのは嬉しいものです。
ハセガワ君、ありがとう☆

この後は、小雪のジャマありで、ハセガワ君とイチハナさんと飼い主の三人で、
体幹を鍛える、ひたすらガマンの筋トレ遊びをしたのでした。
「小雪、くるなー!あっちのじゃましろー!」
という声がテン場に響き渡っていたのは、言うまでもありません。


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水場もトイレも充実している東松島の災害ボランティアセンターは初めてのボランティアに良いかもです。
スーパーもコンビニもやっているし、近くには無料の温泉施設まであるのです。
7月末のクローズを目指しているそうですが、
今後は泥だしの他に、仮設住宅への引越しのお手伝いなども増えてくるとの事でした。
2011.06.22 Wednesday

松島や、ああ松島や・・・

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ボランティア二日目は、個人宅で午前中に2時間のお手伝いをして、
午後は海沿いをドライブしつつ、
日本三景の松島を経由して帰京することになりました。

小雪も飼い主も始めて目にする、松島の絶景。
でもね、その後ろを振り返ってみると、


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津波で押し流された牡蠣の養殖筏の残骸が、まだ放置されたまま。
アスファルトには亀裂が多数見受けられました。


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松島が臨めるお店で、お昼ご飯を頂きました。
観光客もたくさん訪れていて、この地区は、もうすでに、
かつての賑わいをとりもどしているのではないかと思われましたよ☆

この辺りは島々が防波堤の役割を担い、
他の地区よりも津波の被害は軽かったようです。


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名物を少しずつ食べたい飼い主にぴったりの、欲張りご膳!
牛タン、カキフライ、おさしみ、おそば☆
さすがに量が多いかなーって思ったけど、そのままぺろっと頂いちゃいました。


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お土産屋さんも大盛況。
観光客の皆様、宮城の復興に一役も二役もかってらっしゃいましたよ。


ところで、二日目の午後のボランティア活動をとりやめ、
海岸ドライブ経由で早めに引き上げたのは、一日目の午前中のボランティアの時の、
ボランティア先のお母さんの言葉に、少なからず影響されたからでした。

東松島の町は、ボランティアセンターの周辺、そして派遣されるボランティア先でさえ、
一見ものすごく復興がすすんでいて、ぱっとみは、え?本当に津波きたの?ってくらい、
住民の皆さんの努力で、町は元の姿を取り戻しつつあったのです。

でも、初日の午前中のボランティアの最後に、ボランティア先のお母さんが、

「みなさん、ぜひ海岸を見て帰ってください。
あそこを見ないと、津波の本当の被害はわからないですから。お願いします」

と、涙ながらに訴えられたのです。
その時は、機会があれば、というかんじだったのですけれど。

でも実際、海岸沿いの道を走って見えてきた光景は、
TVの画面で、どこかでみた記憶のあるものばかりで、
その被害状況の凄まじさに、だんだんと、言葉を失う飼い主。

夜、ボランティアセンターのテントサイトで、
風に乗ってどこからともなく流れてきた言葉。

「あの地区はなぁ、津波で押し流されて基礎しか残ってないから、
ボランティアのやりようがないんだよ」

その言葉を裏付けるように、車窓の向こうには、
そんな、やりようのない光景が広がっていたのです。

早い時期に、石巻や南三陸にボランティアに入って、
その惨状を目の当たりにしてきたつわもの達でさえ言葉が少なくなり、
やがて、しーんとなる車内。

気配を察した小雪が、不安そうにそわそわしだして、
飼い主の手をぺろぺろ舐めたり、くんくん鼻を鳴らしたり。


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そう、元気出さないとね。
でも、飼い主がお手伝いをした地区でさえ、あれだけの被害を受けていたのだから、
って想像するとね、なんだかね。

東松島の現状については、
ボランティアセンターのブログ記事
「震災から三ヶ月が過ぎました」に詳しいです。


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2011.06.21 Tuesday

100日めのボランティア

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東松島ボランティアセンターでの一日目の朝の様子。
飼い主の初めてのボランティアの緊張感が、小雪にも伝染しているみたい。


この日はAM2:00に車で現地IN。
テント張って早々に寝ようと思ったら、
いきなり知らない場所に連れてこられて警戒モード全開の小雪が全く落ち着かず、
仕方なく、小雪を連れて、暗闇の中、ヘッドライトつけて周囲をパトロール。

やっと寝てくれたと思ったら、夜が明け始める4時頃、
鳥のさえずる声と朝日の明るさで、散歩モードに入った小雪に起こされる。

さすがに睡眠時間一時間半では、この後の作業は無理ー!ってなって、
もう一時間強引に眠って、その後根負けして早朝さんぽ。
まったく、先が思いやられます。


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個人ボランティアの受付は八時半から。
東松島のボランティアセンターは、システマティックでスマートな運営がなされており、
仕事が割り振られるのを待っている間のその雰囲気は、
ハローワークで職探しをしている時のものにも似ております。

ちなみに石巻のボランティアセンターの仕事受け取りの様子は、
挙手したものから割り振られる日雇い労働者系。
南三陸は、我先に、より過酷な労働を志願してもぎとる、超ガテン系!だったとは、
今回、ボランティアに誘ってくれた仲間による感想。

もし興味がありましたら、
参加当日のスケジュールは、東松島災害VCのサイトからご確認ください。
これ以下の記事中のリンクは、上記サイトの関連記事にリンクを貼っています。


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午前中の仕事は、12名のチームで120平米の土地の、泥のかき出しでした。

仕事を割り振ってくださった本部スタッフの、
「全部は終わらないと思いますので、無理のない範囲でお願いします」
との言葉に、逆に、「終わらせてやるぜー!」
と、火がついてしまった即席ボランティアチーム。

いやぁ、人海戦術って、ホントすばらしいですね!

この土地、もとは駐車場だったそうで、
砂利を巻き込んで乾いて固まったヘドロには、スコップはなかなか刺さらずに悪戦苦闘。
その上、ヘドロの上にたくましく育った植物の根はすごく丈夫で、
こちらも切り崩すのに同じく悪戦苦闘。

写真に茶色く現れている土地が、
今回、撤去のお手伝いをさせていただいた面積の一部です。

参考:「屋外での泥だし作業について」


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がんばりました!


この時は、この仕事を依頼されたご家族も一緒に作業されていたのですが、
実は飼い主、震災でのことをどこまでお聞きしてよいものやら、
隣りあわせでシャベルをふるいながら、頭を悩ませていたのでした。

震災のときはどんなかんじだったんですか?
なんて、興味本位の質問と受け取られかねないのでは、とか。

でも、一緒に並んでシャベルで土をかき出していたお嬢さんが、
一連の作業の途中で、そのときの事をぽつぽつと、淡々と、語ってくださいました。
津波に追われて、命からがら逃げたこと。
自分は助かったけれど、でも、少し後ろを走っていた人は、などと。

かける言葉がみつからなくて、その後は黙々と、
作業をしていたように思います。


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車の前に盛られているのが、今回撤去した土。
自衛隊の面々が、この後、この土を運んでくれるのだそうです。
初めてネコ(土砂などを運ぶ一輪車)に触れた飼い主、
多分、そうとうなへっぴり腰だったと思われますが、
でも、ちゃんと運べた自分に、ちょっぴり感動しちゃいました。


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飼い主作業中の間、小雪はクレート内での待機を頑張りました。
ワンコ連れでの参加でしたが、誰にも迷惑をかけずにすんで、ほっとしましたよ☆


午後は個人のお宅で、床下のどろ出し。
参考: 「個人宅の泥だし作業の様子」


午前中は乾いた泥との格闘でしたが、午後は対照的に、ぬれた泥との格闘でした。
乾いた泥とはまた違って、重たいし、特有の臭いがあります。
とにかく重さで腰を痛めないように、自重しながら、それでもなんとかがんばりました。

飼い主が作業中、このお宅の方に小雪はたくさん可愛がってもらっており、
「すみません、相手をしていただいて」などと挨拶にいくと、
「いいのよ、こうしていると癒されるわ!」などと、嬉しい言葉を頂いたり。

そんな会話の合間に、
このお宅の一階部分は、ほとんど水没してしまったこと。
二階に避難していたのだけれど、敷地に停めてある車がプカプカと目の前に浮かんできて、
このまま水が増え続けたらどうなるんだろうと、一人でとても怖い思いをしていたなど、
震災の経験をぽつりぽつりと語ってくださいました。

撤去すべき泥と共に、
目の前で語られた震災直後の現実。

この高さまで濁流が、と、このお宅の二階部分を眺めて、
想像力を膨らませてみても、この辺り一帯が私の背丈を越える水に沈んでいた、
という事が、どうしてもリアルには想像できずに、
とりあえず、その後の作業をもくもくと続けました。


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これは 、まだ汚れていないゴム長と、小雪を一緒にぱちりと撮った写真です。
って、見ればわかるか(苦笑)


ボランティアに行く!と決めてからも、実は心のどこかに迷いがあった飼い主。
ボランティア保険に加入に行った時にすら、まだ実感が薄かったのですが、
この長靴を買ったときに初めて、
「行くからにはがんばろう!」と、そんなスイッチが入ったのでした。

TVの画面越しではない、
自分自身の目が直接見る現実を受け入れる、その覚悟ができた、とでもいうのかな。
的確な表現が見つからないのですが。

意図していたわけではないのですが、
初ボランティアの初日は震災からちょうど100日を数える、
そんな一日だった事を後から知りました。



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小雪の視線の先に、お散歩中の地元ワンコの姿。
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小雪をお散歩させている間、何頭かのワンコに行き会いました。
それぞれに、きっと大変なことがあったのでしょうね。
まだ色々片付いていないことは多いと思うけれど、
こんな風にお散歩できてる日常の風景に、なんだかじーんときてしまっていたのでした。